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食堂の駐車場に突如現れた移動くだもの屋さん

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ここは埼玉の東松山市。今日はこの近くで花火大会が開かれる。専用駐車場がないのでどこに停めようかとうろうろ1時間。やっとの思いで見つけた  かどや食堂  はこの日、駐車場を500円で使わせてくれるというから驚きだ。

お店自体は休みのようで車を停めてそわそわしていると、白い和帽子と和白衣を着た男性が1人店から出てきた。店主だ。近くの小さな川によく家族連れのカモがやってきて川を渡るそう。にこやかで気前の良さそうな店主が語る小話は、のどかな街の雰囲気にぴったりの話だった。

(辺り一面はほぼ田んぼ)

そうこうしていると店主の奥さんが出てくる。ベージュの帽子が可愛い小柄なおばあちゃん。東京から来たと言うとなんとまあ!と驚きつつも花火の見やすい場所を教えてくれたりと歓迎ムードだったのが嬉しい。

 

話に夢中になっていると、勢いよくトラックが駐車場に入ってきた。移動トラック果物屋さんだ。あまりにも突然のことすぎて言葉を失いつつも、「桃うまいよ!買ってかないか!!??」と、車の窓からドヤ顔で放つ威勢の良い声を聞いて笑わないのは難しい。

 

あっという間にくだもの屋さんのペースに飲まれていつのまにか桃を持っていた。おまけのバナナひと房も。

暑さであたたまった完熟ホットな桃を食堂の水道を借りて丁寧に洗って食べる。最高だ。

 

どう見てもゴリ押しの営業トークなのに全く嫌な気がしないのはさすがである。さらに青春を感じさせてしまうんだからなかなかのやり手である。

(くだもの屋さんのトラックに乗っていたわんちゃん。)

 

トラックが帰ったと思ったら、しばらくして遠くの方から声がする。

「おまけのバナナ渡したっけ!??」

わざわざそれを聞きに戻ってきたらしい。これはやられた。







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