
大涌谷(おおわくだに)は箱根の名観光地。
今もなお火山活動を続けていて、箱根火山の中では最大規模の迫力ある場所です。多くの人が集まり、関東に住んでいる方なら一度は行ったことがあるかもしれません。
しかし、今大涌谷はメインの散策コースが立入禁止となっています。(2019年2月24日現在)そんな悲しみの深いレポートをお届けします。
大涌谷へ到着!
自然が生み出した、鉄工所のような風貌。
江戸時代には、「地獄谷」や「大地獄」と呼ばれていたそうで、強制労働施設のような雰囲気が感じられます。
高熱の噴気ガス溢れる、壮大な景色は圧巻。
山肌をじっくり見ることってあまりなかったんですが、力強さを感じます。
反対方面には富士山も望むことができ、絶景の連続。
写真スポットも点在していましたが、一段高くなった端の場所での撮影が人気のようで私たちも撮影してもらいました。
フレンドリーなインド人の方にお願いしました。やさしい世界。
ちょっとした場所からでも素敵な景色が見れます。
大涌谷の散策コースへ行こうとしたら・・・立入禁止!?
数年前に大涌谷が噴火して、しばらく入れなかったとは聞いていました。
さすがにもう落ち着いていたと思っていて、「宿から近くてすぐに行けそうだし良いかもね」と話していたんですが、、
その結果がこちらです・・・!
もうまさにジュラシックパークのようなゲート。
以前、黒たまごを購入した店舗は現在封鎖されてしまっています。
なんだろうこの過去の遺産をみている感覚は。
俯瞰してみるとこんな感じ。
みんなうろたえて立ち尽くしていました。
立入禁止にされるとさらに入りたくなる現象がおきます。
閉鎖された空間はある意味写真映えします。
個人的には早く道路を解放してほしいですが、この景色が見れるのは今だけ(のはず)。
ゲート越しの写真にはなりますが、退廃的な作品を作りたい方はぜひこの機会に行ってみてください。
(黒たまごや地獄ラーメン、お土産などは購入できます。ロープウェイも海賊船もやっていました。)