
家に帰れば寝慣れたベッドとソファ。
冷蔵庫にはキンキンに冷えた麦茶が入っていて、時間を気にせずお湯に浸かり、お気に入りの風量の強いドライヤーで髪を乾かす。コーヒーで一服しながらスマホでネット徘徊。今まで当たり前だったことがこんなにも幸せなことだったとは。
退院してから6日経ちましたが、おうちの最高さをちょこっと。
自宅のベットにばふんするって幸せの絶頂
「つかれた〜〜!!」
って言って、自宅のベッドにばふんする(ベッドにダイブするの意)この瞬間が人生で一番幸せだと思っています。
疲れた体に染み渡るふわふわのベッド。いつものシーツの上に仰向け大の字で寝た時には最期。嗅ぎ慣れた柔軟剤の香りと布団の心地よさに、魂が体と分離していくのがわかります。
ベッドでごろごろするのは元から好きなんですが、ずっと寝ていてはばふんの価値も下がるもの。健康な体で沢山動いたからこそ、ばふんのしがいがあるというものです。
誰かがいる、それは力になる
何よりきつかったのは話し相手がいないこと。
実家暮らしの後、同棲を始めたので帰りは遅いことはあっても、夜に誰もいないということはほとんどありませんでした。
寝る前に今日あったことや、楽しかったこと、悩んでいること、いや実際何を話しているのかよく覚えてないんだけど、そんな空気のような自然体での会話。それをするのが当たり前でした。
ありがたいことにお見舞いに沢山来てもらえたので昼間は充実してとっても幸せ。ただ夜になると熱が上がってきて体調が悪くなると、精神的にも落ち込んでくる。解熱剤の点滴を打てなかった時にはこの世の終わりかと思った、そんな時に周りに誰もいないのはものすごく恐ろしかったです。
家に帰ったら誰かがいる。しばらくしたら誰かが帰ってくる。何を話すわけでもないけどその存在にどれだけ助けられていたのかがわかります。1人で過ごすのは好きだけど、それはいつも常に家族や恋人がいたから。
とりあえず健康になるため、サウナに行きましょう。