
リンドウ(竜胆)。
青紫色のきれいな花で晴天の時にだけ開く気まぐれなやつ。
葉も花と同じく長細く上向きに伸びていて、上へ上へ伸びている花を支えている。
水田や湿地に咲いていることが多く、いくつも花が付いているのが特徴。
群生せずに咲くその姿から「悲しんでいるあなたを愛する」の花言葉が生まれたそう。
今月の花8月号ではその儚げなリンドウ2種類とタラスピを使用してみました。
リンドウ二色とタラスピの組み合わせ良さげだ〜写真だとよくわからないけどw 早く花瓶に挿したい! pic.twitter.com/7eoSFA6R3S
— ぽけすぱの琴@旅ブロガー (@pokesupa_koto) 2018年8月13日
目次
使用した花
完成したものがこちら。透明感のある仕上がりになりました。
花瓶は白い細長い花瓶を使用しました。
1リンドウ ライトピンクアシロ
品種 | リンドウ(竜胆) |
産地 | アシロ(安代)•••安代とはいわて県におかれていた町。 |
カラー | ライトピンク |
科・属 | リンドウ科リンドウ属多年生植物 |
リンドウといえば秋の代名詞とも言われる花。敬老の日に送る花として知られています。一般的に園芸店で使われているのはエゾリンドウで、秋になるとよく見かけます。
今回のアシロリンドウは夏の季節にもお花屋さんで見かけることがあり、涼しげな花の顔は夏の避暑地のような存在。清涼感溢れるアシロリンドウを部屋に飾れば涼しげな風鈴の音が聞こえてきそうです。
リンドウを長持ちさせるコツは花殻を摘むこと
花が咲いた後そのままにしておくと次の蕾が付きにくくなるそう。
栄養も行き渡らなくなる可能性があるので咲き終わったらこまめに摘みましょう。
2リンドウ NHライトブルー
色違いのNHライトブルー。
ライトピンクアシロと並べると色が近くグラデーションのよう。もう1段階色の強いブルーのリンドウもあったんですが、個人的には淡い色味同士の方がグッときました。
3タラスピ
どんな花束もキュートにまとめてくれるタラスピ。
花だけ飾るよりも緑をあしらった方がサイドにやわらかなボリュームが出てバランスも良いし、タラスピ特有の葉の付き方で可愛さもプラスされます!
タラスピを長持ちさせるには余分な葉をあらかじめ取り除く
花瓶の中の水につかる高さの葉は雑菌が繁殖するので取り除きましょう。
枯れてきた葉っぱも取り除いた方が長持ちします。
タラスピを使った他の組み合わせはこちらもご覧ください。
紫のリンドウは敬老の日に。ライトカラーリンドウは日頃の頑張った自分に。
リンドウを敬老の日に渡す理由は2つあって、
- 紫のリンドウは冠位十二階でも一番高貴な色とされている
- リンドウの根っこが漢方として使われている
このような理由から尊敬と感謝の気持ち、そして健康を願って敬老の日にリンドウを渡します。
そうしたら夏にも咲くライトカラーのリンドウはどんな時に渡すんでしょうか。
群生せずに咲く孤高の花、リンドウ。尊敬や感謝の気持ち、健康。見ているだけでα波が出てそうな癒し力。
これは抜群の自分へのご褒美のような気がします。
お盆休みも終盤。日頃奮闘して仕事や家事を頑張ってきた自分を労って夏のライトカラーリンドウをプレゼントしてみませんか?