
こんばんは。
ぽけっとすぱいすの琴です。
先日、奥多摩に行ってきたのですがそこで食べた鹿肉料理が最高に美味しかったのでご紹介します。
奥多摩湖の目の前!“丹下堂”。
国道411号を奥多摩沿いに車で走り、長いトンネルを抜けたすぐ左手前にあります。(東京側から向かっています)
本当にすぐ手前にあるのでトンネルを抜ける手前でスピードを落とさないと見逃すのでご注意を。
お店の中はなんとなく懐かしさが漂う居心地良い雰囲気。
そして、お店のおかみさんが本当に気さくで良い人!
おすすめのスポットや、奥多摩の小話、世間話などを楽しく話してくださいました。
ご飯の美味しさや雰囲気、立地なども大切ですが(もちろん全部良かったです)、お店の方の人柄って行ってみないとわからないですよね。都会では定食屋さんで店員さんと話す機会なんてほとんどありません。こういったほっとする場所がもっと増えていってほしいですし、都会にもきっとあると思うのでそういった定食屋さんをご存知でしたら是非教えてください!
ここでしか食べられない鹿肉定食を頂こう!
さて、料理の話に戻ります。
メニューを見てどれにするか悩みましたが、
おかみさんが「せっかく来たならここでしか食べられないもの食べていきな!鹿肉は絶品だよ!」と仰るので全員鹿肉定食を頼むことにしました。 ここでは焼きの鹿肉ですが、生の鹿肉を食べられる地域があるそう。しかも奥多摩のごく限られたエリアにしかないそうです。
メニューはこの他にもラーメンやカレーライスなど定番の定食もあり、かなり種類豊富な印象でした。
これが鹿肉です!
火を点けてじっくりと時間をかけて焼いていきます。
火が消えたら食べてOK!
ごはんとお味噌汁と金平ごぼうも絶品でした。安心する味。でも確実にプロの味でした。
ごはんひとつとっても粒が綺麗で柔らかさもちょうど良い。でんぷんの美味しさが直に伝わってきました。
なんと入浴施設が設備されています!!
今回は利用しなかったんですが、日帰り入浴設備も付いているという何とも面白いお店!
当日行ってみて入浴施設があることに気が付きました(笑)
トイレに行こうとしたらすぐそばにあるんですもん、びっくりしましたよ。
入浴施設の利用一例としては奥多摩付近の山を登って疲れた夕方、温泉に入ってから絶品の郷土料理を食べるなんてどうでしょうか。
考えるだけでも最高です。シーズンになったらこの工程でもう一度奥多摩に行ってみようか悩みますね。
営業時間 | 10時〜19時(木曜日定休) |
アクセス | 奥多摩駅からバス「奥多摩湖畔・倉戸口」から徒歩1分 |
駐車場 | 10台 |
鶴の湯 温泉入浴 | 大人750円 |
ちょっとした奥多摩の小話
お客さんは私たち4人以外誰もいませんでしたが、シーズンの時は入口の外まで並ぶんだそう。
るるぶでも紹介されるお店ですからやっぱり人気スポットなんでしょうね。
奥多摩でなぜ鹿肉料理があるのか疑問に思って調べた内容なんですが、以下の通り。
奥多摩町は山林を有する全国の他の自治体同様、サル、シカ、イノシシなどが、森の下草や木の皮を食べ尽くしてしまう獣害が深刻な問題になっている。駆除で射殺したシカ肉を有効活用して観光資源にと、2006年、町主導で鹿肉処理加工施設を建設。加工した肉を町内の民宿や旅館、飲食店などに販売したり、シカ肉カレーなどを商品化したりしてきた。
(引用)http://asacoco.jp/rensai/yama/hara/ 奥多摩地域のタウン紙asacoco
狩猟禁止の声も大きく、近頃ニュースにもなりました。ですが人間が生き抜く為に狩猟をするしかない場合もあるのかもしれません。
鹿肉だけに限りませんが、頂いたものは貴重な誰かの命。大切に頂きましょう。
ちなみに、るるぶコレクターの私は今回ももちろん購入しました。
みんなで話し合う時にぱっと開いて見ながら計画を立てられるのが良いですよね。
旅行前にそんなにみっちり計画しなくても、予想外に時間がなかった時の代替案や目的地の変更など、山の中ではネットで調べるより本をささっと見た方が効率が良いこともあります。
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この日の午前中は奥多摩にある、日原鍾乳洞に行ってきました!
こちらの記事も是非ご覧ください!